Realism@写実主義

学祭明けの振り替え休日、自衛隊糧食を食べてみた。

学校祭が金・土と行われた為、振り替え休日ができた。

起きてみると家族もいないので昼食にいつだったか真駒内駐屯地に行ったときにもらった缶詰を食べてみることにした。

もらった缶詰は以下のとおり、

・しいたけ飯

・牛肉野菜煮

・ウィンナーソーセージ

賞味期限は2007年3月、食べた日は同年7月。

およそ4ヶ月も賞味期限を過ぎているが所詮は賞味期限、缶詰だしたいしたことはないだろう。

それぞれ缶の側面には以下の通り書かれていた。

しいたけ飯

原材料名
しょうゆ（小麦を含む。）
防衛庁
製造所固有記号は、缶ぶた下段に記載

使用法
沸騰湯中で約25分間以上加熱すれば、通常3日間は喫食できるが、食前にあたためればさらによい。

牛肉野菜煮

原材料名
しょうゆ（小麦を含む。）
防衛庁
製造所固有記号は、缶ぶた下段に記載

ウィンナーソーセージ

原材料名
脱脂粉乳
防衛庁
製造所固有記号は、缶ぶた下段に記載

食べ方ではなく使用法と書かれているあたりがなんとも自衛隊らしい。

それと、原材料名だがどれもひとつしか書かれていない。

食品としてそれでいいのだろうか。

まぁともかく、さっそく鍋を用意し調理スタート。

指示に従ってお湯のなかで温めること25分。

十分に熱が通ったようだ。

↑付属の缶切り。

さぁ、開けようと付属の缶切りを使ってみたがとても堅くて開きそうにもない。

しょうがないので家にあった大きな缶切りで開けた。

それでも非常に堅い、普通の缶詰の倍は力がいるだろう。

↑オープン。右からウィンナーソーセージ、牛肉野菜煮、しいたけ飯。

開けてみたところ三つとも中身がぎっしりである。

賞味期限を4ヶ月過ぎているが見た目もにおいも問題なさそうだ。

では、味見といこう。

しいたけ飯は味はさっぱりしており、ボリューム満点である。

軽くご飯茶碗二杯分はあるだろう。

ウィンナーソーセージは缶にきれいに並べられ、以外にやわらかかった。

味のほうはまずまずといったところ。

牛肉野菜煮は野菜といっても何か茶褐色の塊といった感じで濃い味付けだった。

牛肉のほうはそれなりに厚みもあり、やわらかくおいしかった。

こういうものは汁の一滴まで残すなと、どこかで読んだ気がするが少し無理がある。

牛肉野菜煮のほうは汁の方もまぁまぁいけたが、ウィンナーソーセージとなるとあれは汁ではなく油である。

一口飲んだだけでギブアップだ。

自衛隊の食堂では過去二回昼食をご馳走になったが、やはりそれとは違った食べ物である。

携行食品であり、量とカロリー重視なのだろう。

ともかく、家の中で食べたので雰囲気はでなかったが山の上や森の中で火をおこして食べたのならばさらにおいしいかもしれない。

↑ごちそうさま。